
みなさん、キャッシュという言葉を聞いたことはありませんか?
普段調べ物などしている時に同じものを何度か調べるシチュエーションがあると思います。
その時にこのキャッシュがとても役に立っています。
この記事では、キャッシュの概要とCookieとの違いを紹介します。
- キャッシュとは
- キャッシュの種類
- キャッシュの活用事例
- まとめ
キャッシュとは
キャッシュとは、一度アクセスしたwebサイトのデータを一時的に保管しておく仕組みのことを指しています。
キャッシュを日本語翻訳にすると、隠し場所・貯蔵庫という意味になります。
一度閲覧したwebサイト情報を次回の閲覧する際に速く読み込めるようになり表示するスピードが向上します。
インターネットでページを閲覧した際に、1度アクセスしたwebページのデータをブラウザ上に一時的に保管しておきます。
また同じ内容を調べ同じwebサイトにアクセスしたとき、1回目のアクセスしたwebページのデータを読み込むことで表示するスピードを向上することができます。
しかし、ブラウザでキャッシュを保存している場合、webサイトの表示内容が変更されていたとしてもキャッシュが優先されてしまうため表示内容が変わらないということがあります。
webサイトの更新を行ったのに表示内容が変更されない場合は、キャッシュ削除をすることで変更を反映することができるのでやってみてください。
キャッシュはいつ消える?
キャッシュが便利なものということを説明してきました。
しかし、キャッシュがたまり過ぎると動作が遅くなるので定期的なキャッシュ削除が有効ですが、特に実施しなくても自動的に削除してくれる機能があります。
基本的にキャッシュは古い物から自動的に削除されていきます。
数か月以上前にアクセスしたwebサイトの表示が早くならないのは、キャッシュが古い順に削除されているからです。
たまり過ぎて動作が遅くなるよりかは幾分かましですよね。
また、自動削除に頼らずともキャッシュの削除が任意のタイミングで可能なので、webサイトの表示が遅いなと感じたら削除をお勧めします。
キャッシュとCookieの違い
キャッシュとは別にCookieというものがあります。
この2つはよく混同され間違われやすいので、しっかりと違いについて理解しておきましょう。
混同される部分としては、一時的にデータを保存しておく仕組みが同じだからです。
CookieはID・パスワード、クレジットカード情報などの個人情報が保存されています。
それに対しキャッシュはwebサイトの情報(画像データなど)を保存しています。
Cookieを削除してしまうとログインが必要なwebサイトでは再度入力が必要になりますが、キャッシュを削除しただけではログイン情報は削除されず残っていることになります。
動作が重い時はまずキャッシュの削除からやってみてくださいね。
まとめ
今回はキャッシュの概要とCookieとの違いについて紹介しました。
普段何気なく使っているブラウザにも色々な機能があり、人が使いやすいようになっています。
この記事を読んでいただいた方には、キャッシュやCookieのような細かい技術にもぜひ興味を向けるきかっけになれば幸いです。
もし疑問が出てきたのであれば、周りの人に聞くのも良いですし私たちであれば力になりますので遠慮なくご連絡ください。