
この記事では、姿勢が悪いことでリモートワーカーに与える作業効率低下の原因や悪い姿勢の具体的な例について説明させていただきます。
- 姿勢が悪いことで起こる問題について
- 姿勢が悪いとは何か
- 姿勢が悪いと起こる影響について
- 間違った姿勢の改善方法
姿勢が悪いことで起こる問題について
姿勢が悪いことは、体に多くのデメリットを与え、見栄えが悪くなり、パフォーマンスが低下するだけではありません。
姿勢が悪いと、痛みや痺れ、だるさが出ている部分だけでなく、筋肉や骨といった組織に継続的な負担を与えます。歳を重ねていくことで、その継続的な負担は、骨を変形させます。その結果、組織に十分な栄養を送ることが困難になります。
その負担に耐えれなくなってきた結果、圧迫骨折や変形性膝関節症などの疾患や、肌のたるみやくすみなど美容にも影響があります。
疾患を患ってしまった場合、入院か手術の適応が検討され、不必要な出費や時間が生まれます。それだけでなく、入院時には家族に身の回りのことを手伝ってもらう必要があります。そのため、現段階から意識を変えることが重要です。
現在、リモートワークなど長時間座る機会が増加し、その影響から姿勢が崩れる方も増加しております。また、このような働き方の方は比較的若い世代が多く、姿勢について甘く考えてしまいます。そのため、姿勢が悪いことを問題として認識されることをオススメしています。
姿勢が悪いとは何か
先ほどは、姿勢が悪いことで起こる将来的な問題について説明しました。姿勢が悪いこととは、どのような状態なのかをここで説明します。
結論からお伝えすると、体の他の部分に負担を生じさせている状態を姿勢が悪い状態といいます。
具体的に説明すると、猫背の場合負担がかかっている部分は、背中や腰の筋肉になります。人には体が壊れないようにする仕組みがあり、筋肉や組織が伸ばされすぎて切れないように機能してくれています。そのため、筋肉や組織は継続的に伸ばされ続けることを嫌います。
継続的に伸ばされた筋肉や組織は、常に負担があり、過剰な力が入り続けます。その影響から、背中や腰の筋肉の力が抜けにくくなり、腰痛や首の痛みにつながります。
このように負担を長期間かけ続けることで、体は負担に耐えられなくなり、痛みや痺れ、だるさっといった警告を出してくれます。この、ほとんどが血流の阻害によって生じたものです。
姿勢が悪いと起こる影響について
姿勢が悪いと、数多くのデメリットがあり、パフォーマンスを低下させます。具体的にどのようなことが起きるのか、今回は3つ説明します。
セルフコントロール能力低下
ITの仕事を行なっていると、数多くの問題が生じ、それを解決する必要があります。問題を推測して、解決策を立案し、実際に作業を行います。その方法で必ず解決される保証はなく、解決するまで作業を行う必要があります。この時、姿勢が悪い場合、自律神経が乱れ、交感神経優位になります。その影響により、欲求に負けやすくなり、集中できなくなります。
他人に与えるネガティブなイメージ
姿勢が悪い場合、他人からは頼りがいがなく、無意識的に好感が下がってしまいます。そのため、フリーランスとして個人で活動したい人は、信用を得るために姿勢をよくしておく方がいいといえます。また、姿勢が悪いことにより筋肉のアンバランスが生じ、痩せにくい体になります。
作業効率の低下
姿勢が悪いことで、脳に十分な血流が流れなくなり、脳の栄養が少なくなります。その結果、集中力が低下し、注意が散漫になることで1つの作業にかかる時間が多くなります。血流が流れない原因として、過剰に力が入っていることが考えられます。筋肉の収縮により血流は促進されますが、筋肉が働かないことにより、血流が流れづらくなります。
間違った姿勢の改善方法
一般的に広まっている改善方法は、この疾患にはこのアプローチ方法をしておけば、ある程度改善されるだろうと考えられている方法です。つまり、個人にあっていない方法が提供されています。
現在では、YoutubeやSNSで提供されているコンテンツに関しても同様のことがいえます。発信されていることは、大衆向けで個人に向けた方法ではありません。そのため、その情報を鵜呑みにして、姿勢改善を行なうが期待した効果が見られない場合もあります。
改善方法によっては、一時的に負担が増加してしまい、痛みや痺れ、だるさが現れる可能性があります。このように間違った改善方法を行なっていると、行動したことにネガティブな印象が生まれてしまいます。
そうならないためには、個人にあった方法を知る必要があります。しかし、その情報は自らの力で集めて実践することは困難です。まずは、専門家に相談されることをオススメしています。