
最近では、クラウドと言ってすぐにクラウド=クラウドコンピューティングと分かってもらえるくらい、社会全体でクラウドの認知が広まりました。
早速ですが、ここではクラウドを企業が取り入れていく中での課題や、問題について解説していきます。
- クラウドとは?
- クラウド導入のメリットとデメリット
- クラウドの種類
- 企業の課題
クラウドとは?
クラウドは英語のCloudの意味を持っていて、「雲」を示します。
これは諸説あるのですが、ネットワークを元々図で表す時に雲を使っていたことや、ユーザーからサーバーが見えないため、雲に隠れた場所からサービスを提供されると言ったイメージからこの「クラウド」が使われたと言われています。
クラウドは、クラウドサービスとも言われ、ユーザー側がサーバーを管理したり、意識したりする必要がないため広く一般的に利用される様になりました。
クラウドの種類
クラウドは、サービスを提供する形態によって種類がわけられます。
ここでは、その種類について解説します。
SaaS
SaaS(サース)は、ネットワーク越しですぐに使えるサービスのことを示します。
GoogleメールやYahooメール、マップなどのサービスやYoutubeなどの動画配信サービスもこれに当たります。
PaaS
PaaS(パース)は、アプリケーションなどを構築するために、クラウド上で開発環境を提供するサービスです。
一般利用者よりもIT人材や企業の管理者が多く利用します。
IaaS
IaaSは、サーバーなどををネットワーク経由で提供するサービスです。
サーバーをいちからIaaS環境で構築することができるため、かなり自由度が高いのが特徴です。
また、障害発生時に、サーバーの状態確認などもすぐに行えるのが特徴です。
クラウド導入のメリットとデメリット
クラウドでは、一般的なユーザーとして使う分にはメリットを享受できる部分が多いです。
しかし、システム管理をする側は従来のシステム管理に加え、クラウドの管理も行わなければいけないため、今なお多くの企業では管理が煩雑のままになっています。
既存の企業がクラウドを使いこなすのは大変で、 管理するのに苦労することが多いです。
これは、クラウドサービスはアップデートの頻度が高く、新サービスや新機能も 次々にリリースされることが原因です。
また、近年では用途に応じてクラウドを組み合わせる運用形態をとっている企業も多く、IT環境の管理に多くのIT人材が裂かれるため、慢性的な人手不足が発生しています。
企業の課題
先ほども触れた通り、クラウドサービスはアップデートの頻度も高く、管理に多くの人員が裂かれています。
クラウドサービスを使う側の企業の管理者は、クラウドサービスをその企業のユーザーへ提供するため、アカウント管理やアップデートへの対応など多くの管理業務をこなします。
それに加え、従来の社内システムの管理や、DXへの対応など様々な業務を行わなければなりません。
こういった業務は、専門性を有する必要があるため、これをできる人材は限られてきます。
こういった背景から、慢性的なIT人材の不足が目立つ様になってきています。
最後に
2030年には、国内で60万人規模のIT人材の不足が懸念されています。
私たちEderor(エデラー)では、こうした問題や、企業で実際に起こっているIT人材の不足に対応するために、現在IT人材育成のコミュニティ運営を行っています。
まずは、ご参加いただいた方のスキルアップに協力させていただくつもりでおりますので、少しでも興味のある方は是非Ederor運営までお問い合わせいただければと思います。