
みなさん、ゼロデイ攻撃を知っていますか?
ゼロデイ攻撃はサイバー攻撃の一種ですが、ゼロデイ攻撃に限らずサイバー攻撃自体が年々巧妙になってきており、脆弱性に対しての対策ができていないことが多いです。
サイバー攻撃の種類や対策を少しでも知っているだけで、守れる情報も少なくありません。
この記事でサイバー攻撃のゼロデイ攻撃について知っていきましょう。
- ゼロデイ攻撃(ゼロデイアタック)とは
- ゼロデイ攻撃が発生する背景
- ゼロデイ攻撃への対策
- まとめ
ゼロデイ攻撃とは
ゼロデイ攻撃とは、脆弱性を見つけた時点でまだ対策を取られていないうちに攻撃をするサイバー攻撃の一種です。
脆弱性に対して修正プログラムなどが公開されていないことをいいことに、その脆弱性を狙って攻撃を行うことで企業の情報を盗むことが可能です。
また、システムの開発者が脆弱性を認知していないことが多くあり何年も前から情報が盗まれていたなんてこともあるので注意が必要です。
ゼロデイ攻撃が発生する背景
なぜゼロデイ攻撃が可能な状況になってしまっているのでしょうか。
それは、人間が作るシステムが完璧ではないからです。
バグが存在せずエラーが起きないシステムをいつか作ることは可能になるかもしれません。
しかし、現時点では難しく新しい技術を導入した時に考慮できていなかった部分がバグとして発見されるケースが多くあります。
また、システムを公開するときには、必ず想定通りの動きをするかのテストを行います。
そのテストの時点で考慮漏れや、そもそもシステムを設計する段階から不完全なものだった可能性もあります。
ゼロデイ攻撃への対策
人間が完全なシステムを作れないとしたらいかに早く脆弱性を見つけたときに対応できるかが企業などの情報を守るために必要になってきます。
対策方法を紹介するので、今日から実施してください。
ソフトウェアを最新へ
セキュリティソフトのパターンファイルの更新、OS、ブラウザ、アプリケーションのアップデートは必ず行っておきましょう。
古いバージョンだけ脆弱性が発見されたなんてことも多くあります。
セキュリティソフトに関しては特にアップデートすることを意識しておかないと取り返しのつかないことになります。
提供される対応策を実施する
OSやアプリケーションを作成している企業から修正プログラムが作成されるまでの間、被害の低減および回避策が公開されることがあります。
公開されたものはすぐに実行し、被害を最小限にしてください。
使っているOSやアプリケーションの把握はもちろんのこと、脆弱性についてのニュースも欠かさないように日頃から情報収集を心掛けておきましょう。
まとめ
今回はゼロデイ攻撃の概要、対策方法を紹介しました。
みなさんが使っているソフトウェアのバージョンは最新のものになっているでしょうか?
最新になっていないのであれば早急にアップデートすることをおすすめします。
最先端の技術を使っている上、自分の情報は守れるようになりましょう。