
今回はWindowsユーザー必見ということで、PowerShellについて解説していきたいと思います。
PowerShellを使うことによって、普段からWindowsを使っている方は業務の幅が広がる可能性がありますので、是非PowerShellについて学んでみてください。
- PowerShellとは?
- PowerShellの可能性
- PowerShellで何ができるの?
- PowerShellまとめ
PowerShellとは?
PowerShellは、Windowsを開発したMicrosoft社が提供しているコマンドラインシェルであり、スクリプト言語です。
このコマンドラインシェルは、主にOSの操作に利用されることが多い言語で、PowerShellはWIndowsのシステム管理やWindows上でのタスク実行に使われることが多いです。
パソコン用のOSでは「Windows7」、サーバーOSでは「Windows Server2008」から標準搭載されており、世界中で多くのユーザーに利用されています。
Windowsでは以前から、「cmd.exe」というコマンドラインツールが今でも多く使われますが、自動化などに長けていないなどの欠点を補うためにPowerShellが開発されたため、従来のcmd.exeよりも非常に便利で使いやすくなっています。
PowerShellの可能性
PowerShellは、Windowsで利用することができると前述しました。
これが何を意味するかというと、全世界の8割以上のPCがWindowsで動いている昨今、一度覚えてしまえばこのスキルが世界中で通用するということです。
これはPowerSellに限った話ではありませんが、実際にWindows製品を利用した会社が世の中には多く、その業務を効率化・自動化したい企業は多く存在します。
こういった中で、PowerShellを学んでおくことは、自身のスキルが世界中で使えるようになることと直結します。
また、PowerShellは、OSだけでなくMicrosoft Office製品の管理も可能たなため、WordやExcelといった物の管理にも適しています。
さらに、PowerShellはクロスプラットフォームで使えるようになっており、LinuxやMacでもコマンドラインシェルとしての利用が可能です。
以上のように、PowerShellは多くの場面で利用することができるので、学ぶことで業務の可能性が広がります。
PowerShellで何ができるの?
ここでは、PowerShellで何ができるのかをここでは記載します。
PowerShellはMicrosoft製品の一元管理や反復作業の自動化で業務の効率化が可能です。
例として、Outlookであればメール受信時の情報を取得してメールに対する振り分け処理や、メールの自動送信、大量のユーザーへのリストを利用したメール送信なども行うことができます。
Excelについても、指定した情報をExcelにまとめて表にし、データの並び替えなどの処理を行うことができます。
また、Windowsでは管理者がユーザーを作成する操作や、グループをまとめる際などもPowerShellを利用することで煩雑な作業を素早く済ませることができます。
PowerSellではISEという開発環境が用意されているため、自動化したい処理を開発ツール上で記述しデバックまで行うことができます。
PowerShellまとめ
さて、いかがでしょうか。
PowerShellを利用することにより、Microsoft製品を効率的に扱えるようになることはなんとなくわかっていただけたのではないでしょうか。
普段の日常業務の中で毎日行っていて、なおかつ単純な処理に関しては真っ先に自動化すべきです。
スクリプトを書いたことのない人にとっては、スクリプトを書くことは最初は苦痛かもしれませんが、慣れれば多くの業務を効率化していくことができます。
まずはExcelやWordなどにその日の日付をつけて保存してくれるスクリプトの作成等でも構いませんので、是非スクリプトを作成してみてください。
もしわからないようであれば、私たちEderorはこういったご相談もお受けしますので、是非私たちにお問い合わせください。