
記事をご覧いただきありがとうございます、この記事ではテストエンジニアについて説明します。
- テストエンジニアとは
- 具体的な業務やスキルについて
- テストエンジニアの現状について
- こんな方にオススメな職種です
テストエンジニアとは
テストエンジニアとは開発した成果物にバグがないか確認し、必要であれば修正するためにエンジニアのことです。
テストといってもプログラムを確認するだけでなく、テストの策定や実施または分析まで行う必要があります。
テストエンジニアは、現在より(2020/12/21)少し前はまだ経験が浅いエンジニアが担当することが多くありました。
しかし現在では、セキュリティの観念や商品の質が高いことが求められ、エンジニアとして経験が豊富な人材がテストを行なう傾向がみられます。
テスターとテストエンジニアと分けて書かれていることがあり、今後されていることがありますがそれぞれの意味は異なります。
テスターとは決められたテストケースを行うことを指し、テストエンジニアとはテストの計画や設計またはレビュー、改善提案まで行います。
そのため、テストエンジニアを目指している方は仕事内容を確認しましょう。
具体的な業務やスキルについて
この章では、具体的にどのような業務内容があるのか説明します。それは下記の通りです。
- 計画
- 設計
- 実行
- 結果報告
計画
テストにおける計画とは、システムやソフトウェアを開発した後に行うべきテストを考える工程です。テスト対象や範囲、順番などもこの段階で決定し、テストを行なっていきます。そのため、この計画によりスケジュールが左右する場合があります。
設計
設計段階では、計画された内容からどのようなテストを行い、それを何回行うのかなど細かいことを決定していきます。テストで重点におくことを決定することで効率的かつ正確にテストを行なっていきます。
実行
計画や設計で決められた内容に基づき、テストを実行していきます。実行者は前章で説明した、経験が浅いエンジニアや経験豊富なエンジニアが行いますが、プログラマーやSEが行うこともあります。
結果報告
実行結果から報告書を作成して報告します。結果から必要に応じて再度計画段階からやり直しと行った可能性も考えられます。
テストエンジニアの現状について
システムやソフトウェアを開発し、テスト行なってバグ確認を行うテストエンジニアですが、現在ではテストの自動化の流れがみられます。
現段階ではテストを自動で行うためにツールを使用する人材が必要であったり、効率的なテスト内容にするべくテストの選定を行なったりと、自動化するのが難しい部分が存在します。
そのためテストエンジニアの需要は、まだあると考えられます。しかし今後、技術の発展に伴いテスト業務のほとんどが自動する可能性も考えられます。
次にテストエンジニアの年収について説明します。
テストエンジニアの年収は450万円となっており、テスターはさらに下がり350万円~400万円といわれています。
そのためテストエンジニアはエンジニア業界のなかで、年収の水準は低いと考えられ、上位のエンジニアの職種を選択するために別のスキルや知識を学ぶ場合が多い印象です。
こんな方にオススメな職種です
テストエンジニアは、エンジニアになりたいが業界の雰囲気を知りたい方にオススメな職種です。
しかし、現在では経験豊富なエンジニアが行うことが増加しており、未経験の方がより参入しづらい職種になる可能性がります。
そのため、業界の雰囲気を知りたい方は早めに行動されることをオススメしています。
いかがだったでしょうか。
テストエンジニアは、エンジニアの職種の中で低水準といわれる年収ですが現段階では参入することも可能なので、エンジニアになりたい方はテストエンジニアから始めることも一つの手段といえます。
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