
記事をご覧いただきありがとうございます。この記事では、エンベデッドエンジニアについて説明します。
- エンベデッドエンジニアの現状
- そもそもエンベデッドエンジニアとは
- エンベデッドエンジニアに必要なスキル
- こんな方にオススメな職種です
そもそもエンベデッドエンジニアとは
まずはじめにエンベデッドエンジニアとはどのような職種なのか説明します。エンベデッドエンジニアは組み込みエンジニアと言われており、機器の制御などのシステムを構築するエンジニアのこと指します。
組み込み系で重要視されることは、リアルタイム性と信頼性です。機器の制御にタイムラグがあると様々なアクシンデントを起こします。その例として、シートベルトがイメージしやすいと思います。
事故が起きた瞬間にロックがかかり、体を固定してくれるシステムにバグがあり、システムが作動するまでに数秒かかったり、いざという時に作動すないといった状況では身を守ることができません。
そのためエンベデッドエンジニアが構築するシステムは瞬時に反応して正確な制御を行うことが求められます。
信頼性の高さが重要なエンベッドエンジニアですが、日常で使用される機器の制御システムも行います。その例として、アップルウォッチなどがあげられます。
エンベデッドエンジニアの現状
現在(2020/12/25)エンジニアの数がかなり不足していますが、エンべデットエンジニアはそれ以外にIoT機器の普及を理由に需要はさらに向上していると考えられます。
日常で使用するアイテムにセンサーやマイコンがつけられることが当たり前になっています。これまでの組み込み系の概念から大きく変わりつつあります。
そのため、新しい技術が使用される機会が増加しているので、より高度なスキルが求められつつあります。
そんな需要が増加することが考えれらる、エンベデッドエンジニアの年収について説明します。
年収の平均は20代で391万円、30代で513万円といわれています。
どのエンジニアの職種でも当てはまりますが、経験年数に伴う年収の増加やスキルなどによって数字は異なります。
また、働き方によっても年収には違いが生じます。エンジニアはフリーランスとして活動することで、さらに年収の増加を見込むことができます。
エンベデッドエンジニアに必要なスキル
エンベデッドエンジニアになるためにはどのようなスキルが必要か説明します。
必要なスキルはプログラミング言語で組み込み系で使用される、プログラミング言語は下記の通りです。
- C言語
- Java
- アセンブラ言語
C言語
組み込みシステムで重要視されることは安定的な稼働です。そのため、C言語は処理が早くフリーズしにくい特徴を持っているため、エンベデッドエンジニアでは使用することが多くいといわれています。
Java
Javaは様々な環境でも動作することが可能なプログラミング言語です。しかしその反面、仮想環境の作成や維持が必要となり、ハードウェアのリソースをJavaで構築したシステムに使用しなくてはならないデメリットがあります。
しかし、現在ではハードウェアの機能が向上していることから、リソースに余裕が生まれつつあります。そのため、Javaで組み込みシステムを構築する場面も増加しているようです。
アセンブラ言語
アセンブラ言語とは、機械が読み取る機械語を人が書きやすくしたものを指します。この言語は使われる機会が少なくなっているといわれています。
こんな方にオススメな職種です
エンベデッドエンジニアは、物作りが好きな方やIoT機器に興味がある方にオススメ職種となっています。
今後も需要は増加していくことが考えられる職種のため、ある程度は安定的な職種といえます。
いかがだったでしょうか。
エンベデッドエンジニアは、物作り分野で活躍できるエンジニアですが、転職する際にはやや専門的な要素が強い印象がります。
そのため、転職やキャリアアップのことを考えつつ、経験やスキルを積み上げていくことをオススメします。
これからエンジニアになりたい方やエンジニアとして働いていて次のキャリアアップを目指されている方は、ぜひEderorコミュニティをチェックしてみてください。
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