
みなさん、自社開発はどのようなものか知っていますか?
IT業界では多くの業務経験を積み、スキルを身に着けることで市場価値を高めることが出来ます。
市場価値を高める方法の1つとして自社開発を行っている会社に就職する方法があります。
今回は、自社開発の概要とメリット・デメリットを紹介します。
- 自社開発とは
- 自社開発のメリット
- 自社開発のデメリット
- まとめ
自社開発とは
自社開発とは、自社で取り扱っているサービスやアプリなどを自分たちの会社で開発することを指します。
サービスの向上をするために常に時代に合うようにアップデートを行う必要があり、それに伴い長期の案件になりやすいです。
自社サービスのため外注化をしない限り、他会社と会話する必要がありません。
他会社とのコミュニケーションが必要ないとしても、その分自社の人たちとは積極的にコミュニケーションをとる必要が出てきます。
自社開発のメリット
自社開発に携わることで得られるメリットをを3つ紹介します。
融通が利く
自社開発は基本的に融通が利く場合が多いです。
開発を行う際には納期が必ず存在しますが、自社開発は納期などの融通が利く場合が多く、スケジュールに余裕をもって作業を行うことが出来ます。
受託開発は他会社のサービスを作っているため、そちらのスケジュールにどうしても引っ張られる場合が多いです。
チャレンジがしやすい
自社開発のメリットとして、新しいことにチャレンジがしやすいことが挙げられます。
自社サービスが業界でシェアNo1など、他の会社には出来ていないことをしているので、他会社にない技術を持っている可能性が高いです。
その技術を身に着けることで自社で自分自身のスキルを試すことができます。
自社開発の場合、会社の風土や方針などのルールを守りながらとなるので、ベンチャーのようなスピード感こそありませんが適度にチャレンジする環境としてはよいです。
ユーザの声を反映しやすい
自社サービスはユーザの声を反映しやすいことがメリットです。
サービスを使っている人から直接声を聞くことが出来る点とその声に応じたアップデートが可能です。
一人だけのためにサービスのアップデートをすることは少ないかもしれませんが、せっかくもらった声を踏まえていかによいサービスにできるかを考えましょう。
自社開発のデメリット
自社開発においてメリットだけが存在するわけではありません、
もちろんデメリットを存在するので、メリットとデメリットを把握し仕事にいかしていきましょう。
利益を出しずらい
自社開発の最大のデメリットとして、なかなか利益を出しずらい点が挙げられます。
他会社のサービスを開発する場合、サービスの開始やシステムの納品をした時点で利益が出ます。
しかし、自社サービスを作ったとしても使う人がいない限りは利益に繋がりません。
予算が少ないことがある
会社が決めた予算内で開発しなければならないことがよくあります。
外注する場合外注先が提示した金額を予算として確保してもらうことが可能ですが、自社開発の場合何とかしてほしいと低予算でお願いされる場合があります。
低予算での開発となると仕事自体が窮屈に感じられることが多く人によってはやりにくいと感じることが多いです。
まとめ
今回は、自社開発の概要とメリット・デメリットを紹介しました。
自社開発、受託開発ともにメリット・デメリットがあるため、自分に合った会社選びをすることが重要になります。
この記事を参考にぜひ自分に合った仕事はどちらなのか考えてみましょう。