
記事をご覧いただきありがとうございます。この記事ではエンジニアが関わるシステムの種類について説明します。
- システムとは
- Web系システム
- オープン系システム
- 汎用系システム
システムとは
まずはじめにそもそもシステムとは何か具体的なイメージを持っていただけるようにシステムについて説明します。
ITエンジニアを目指しているまたはエンジニアとして活動されている方であればシステムについて説明することは可能だと思います。
しかし、エンジニアやパソコンを触る仕事以外の方はシステムについて触れる機会が少なく、イメージがしづらいのではないかと思います。
システムとはコンピュータやソフトウェア、ネットワーク、データ、その他の電子機器などが組み合わさり、全体として何らかのサービスを提供している仕組みです。
先ほどあげたさまざまなものがそれぞれの役割を持って働いていながら、その働きが結果として1つのサービスを提供している状態を指します。
そもそもシステムがサービスを提供するには、サーバやDBといったものが必要になり、それぞれの働きを行いながらユーザに提供しています。
システムについて簡単にまとめると、さまざまなものが結果的に1つのサービスを提供しているものというイメージで問題ないかと思います。
Web系システム
先ほどの章では、パソコンを触る仕事以外に従事している方のためにシステムとは何かを説明しました。
次にここの章からはシステムの種類について説明したいと思います。まずはこの章でWeb系のシステムについて説明します。
Web系のシステムは、プログラミングスクールやノマドワークが流行したため多くの方がイメージしているシステムだと思います。
Web系のシステムはGoogleで検索したことがある方なら、使用したことがあるシステムなのでイメージがつきやすいシステムです。
Web系システムとしてサービスを提供している具体的な例として通販サイトやSNSなど不特定多数の方が利用するシステムがあげられます。
これを開発するエンジニアは、インパクトがありすぐに離脱してしまわないようなサービスにする必要があります。
また、インパクトだけでなくユーザが使いやすく、問題がないサービスが求められます。しかし、問題は必ず起こるのでいかに少なくできるのかが重要になります。
サービス自体に認知が高まっている状態の場合、高速で処理を行う環境を構築する必要があるので、Web系エンジニアを目指す方はこの辺りについても学習されることをオススメします。
オープン系システム
エンジニアやパソコンを触る仕事以外で従事している場合、オープン系システムといわれて、具体的なイメージができる方は少ないと思います。
しかし、オープン系システムは比較的多くの人が知っているシステムであり、実際に触れている機会が多いシステムです。
オープン系システムとは簡単に説明すると業務系のシステムといえ、ビジネスパーソンの方は業務効率化のために使用する機会が多いのではないのでしょうか。
オープン系システムはビジネスパーソン以外も触れている機会が多いシステムで、具体的な例をあげるとスケジュール管理などもオープン系のシステムといえます。
オープン系システムは企業で使用されることも多くあり、在庫管理や売上管理などでも使用されることがあります。
現在(2021/02/07)ではDXが流行しており、デジタル化が進んでいる状態です。しかし、導入するためにはDXに対して多少の理解が必要で導入に踏み切れていない企業もあるようです。
今後オープン系のシステムの需要は向上していく可能性が高いので、エンジニアとして活動したく、効率化が好きな方はこの分野についても知見を蓄えることをオススメします。
汎用系システム
汎用システムとは、さまざまな処理を行ってくれる機能を搭載したコンピューターのシステムです。
一昔前では、専用機といった1つの処理に特化したコンピューターが普及しており、必要な処理を行ってくれる専用機を保有していることが主流でした。
しかし、その専用機を導入する場合のコストはかなり高く、それを維持する費用も高いことが問題としてあげられていました。
専用機なので特化した処理しか行えず、必要な専用機を必要な数導入し、運用、保守を行うのは企業としては大幅なコストがかかっていました。
多くある専用機全ての中身が異なるわけではなく共通している部分はあり、そこで登場したのが汎用機です。
その共通した要素をひとまとめにして、必要なソフトウェアを使用するといった方法が現在では主流になっています。
その汎用機で使用するシステムが汎用系システムであり、そのシステムは前の章で紹介してきたシステムとは異なります。
その異なる部分として使用するプログラミング言語があり、その言語はCOBOLといいます。主に金融機関などで使用されています。
まとめ
今回はエンジニアが関わる、システム開発の種類について説明しました。
今後エンジニアを目指している方は自分が開発したいジャンルを選ばれることをオススメ致します。
この記事が開発ジャンル選定のお力になれれば幸いです。