
記事をご覧いただきありがとうございます。この記事ではサーバエンジニアについて説明します。
- サーバエンジニアとは
- サーバーエンジニアの現状
- サーバエンジニアになるために必要なスキルとは
- こんな方にオススメな職種です
サーバエンジニアとは
サーバエンジニアとは、名前の通りサーバの構築、保守業務などを行うエンジニアのことを指します。
サーバの構築作業とは、サービスを運用していく上で必要なサーバのスペックの選定や必要な台数などを検討します。
構築するサーバといっても様々な種類があるので、必要なサーバをコストや構築期間など状況に応じて選定します。
選定条件には、設置場所や通信速度、施設の電源容量といった複数の条件があり、それを考慮した上でサーバの購入またはリースなどを行います。
サーバの保守業務とは、サーバの監視やセキュリティの確認、バックアップなどがあげられ、必要に応じてバージョンアップ作業なども行います。
障害が生じた時は、解決するまで昼夜問わず復旧作業に当たる必要がある大切な作業です。
サービスを提供しているサーバが少しの時間でも予定していない停止状況になることはあってはならないため、常に最適な状態に維持する必要があります。
このようにサーバを専門的に扱うことができるエンジニアをサーバエンジニアといいます。
サーバーエンジニアの現状
現在(2021/02/11)では、IT人材が足りておらず、サーバエンジニアは需要が多い職種といえます。
サーバエンジニアの年収は20代では420万円、30代では500万円といわれており、一般的な年収と比べて少し高い数字となっています。
そんなサーバエンジニアですが、現在はインフラエンジニアとして活動することが多いのが現状です。
もちろんサーバを専門的に扱っている方もおられますが、多くはサーバやネットワークなどインフラに関わる知識や技術があることがほとんどです。
現在は特にオンプレミス環境が主流ではなく、クラウド技術が主流になりつつあります。
AWSなどのクラウド技術を扱う際にサーバだけでなくデータベースやネットワークの知識も取り扱う機会が多いので、それらの知識がある方が求められます。
サーバエンジニアとして活動してから、その後はインフラ関係の職種に着くか、それ以外のサーバの経験を生かせる職種にキャリアアップすることをオススメします。
サーバエンジニアとして活動するのであれば、今後はインフラ関係、特にクラウドの知識やスキルを身につけていくといいかも知れません。
サーバエンジニアになるために必要なスキルとは
ここまで、サーバエンジニアとは何かについて、またその職種の現状について説明してきましたが、この章ではサーバエンジニアになるために必要な知識について説明します。
それは以下の通りです。
OS
サーバエンジニアはOSを扱う機会が多く、メインで使用するOSは「Windows Server」「Mac OS」「Linux」「UNIX」となります。
どれか1つに特化するのではなく、全てのOSに対する知識を有している方が求められる機会が多く、人材としての価値も上がります。
セキュリティ
現在ではITが日常生活に溶け込んでいるため、サイバー攻撃の機会も増加しました。
そのためサーバを攻撃するハッキングやウィルスなどの脅威から、使用しているサーバを守る必要があります。
そのため、セキュリティの知識やスキルは必須スキルといえます。
クラウド
今まで使用してきたオンプレミスの環境からクラウド環境へ移行しているのでクラウドの知識やスキルは重要といえます。
クラウドを使用したサービス展開を行う機会が多くなっているので、人材として価値を高めたい方は特に学んでおかれることをオススメします。
こんな方にオススメな職種です
サーバエンジニアは、様々なメーカの機械を大量に扱う機械が多いので、機械が好きな方にオススメな職種となっています。
IT技術はかなりのスピードで成長しており、サーバの技術の年々向上していくことがわかっています。
そのため、新しい技術や製品が出たタイミングで情報を取りに行くことはサーバエンジニアとして活動する場合は重要になります。
常に新しい情報や製品に対して興味を持つことができ、情報を取りに行くことが苦痛ではない人には特にオススメな職種となっています。
サーバエンジニアは開発系のエンジニア職ではないため、コーディングする機会は少ない職種でコーディングが不得意だがITエンジニアとして活動したい方にもオススメです。
いかがだったでしょうか。今回の記事はサーバエンジニアについて説明しました。
現在のITエンジニアは人材不足の影響から、多くの職種として活動してきた経験や知識スキルが求められています。
そのため、ITエンジニアとして活躍していきたい場合は様々な職種の経験や知識、スキルなどを積極的に習得されることをオススメします。
この記事があなたのエンジニア活動の力になれば幸いです。