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[第3回] ナレッジ通信

[第3回] ナレッジ通信

ご覧いただきありがとうございます。ナレッジ通信ではITに関連する事柄を毎週月曜日に配信しています。

3つのトピックスに沿って、要点を簡潔にまとめて皆さんに共有することを心がけています。

記事内容は1,2分で読める内容にしておりますので、お気軽にお楽しみいただければと思います。

今回のトピックスは以下です。

  • Enjin
  • MaaS
  • SASE

Enjin

Enjin(エンジン)とは?

Enjinはシンガポールに本社を置き、ブロックチェーン技術の提供を行なっている会社です。

Enjinが取り扱う製品は「Enjin Platform」、「Enjin Wallet」「Enjin Marketplace」「Enjin Beam」など、どれもブロックチェーンを活用した製品です。

国内の暗号通貨取引所でも取扱いのある、Enjin Coin(ENJ)は、Enjin Platformで利用できます。

Enjin Platformは、オンラインゲームでの活用を目的としたプラットフォームで、アイテムの売買にEnjin Coinを利用できます。

Enjinの特徴

Enjinはブロックチェーン技術をEnjin Platformに応用し、ゲームプラットフォームとして稼働させるだけでなく、「NFT」の作成ができます。

NFTは非代替性トークンと呼ばれ、同一のものが存在しない唯一のトークンを発行することができます。

これにより、ゲームのアイテムやキャラクターに単一の価値をつけることが可能となりました。

また、Enjin Platformは一般的なゲームやアプリに暗号通貨・NFTを導入することができます。

ブロックチェーンの技術は専門性が高く、ゲームやアプリの開発にブロックチェーン専門のエンジニアが必要とされてきました。

しかし、Enjin Platformを利用することにより簡単にブロックチェーン技術を導入することができます。

Enjinの活用例

EnjinはMicrosoftやSamsungといった企業と提携しています。

大手企業がシステムを導入していることもあり、プラットフォームとしての信頼性が高く、多くのプロジェクトにEnjinは採用されています。

実際に、Microsoft社は「マインクラフト」、「Azure Space Mystery」、「Azure Heroes」といった製品にEnjinを導入しています。

「Azure Space Mystery」と「Azure Heroes」はゲームではありませんが、ゲーム以外でもEnjinプラットフォームは活用されています。

MaaS

MaaS(マース)とは?

MaaSはMobility as a Serviceの略称で、モビリティをサービスとして提供することを意味します。

ここでいう「モビリティ」は移動のしやすさのことを示しており、従来の交通手段や物流をより快適・スムーズにするサービスのことを「MaaS」と呼びます。

世界的にみて、MaaSのサービスは黎明期と言えますが、今後の普及により移動が更に快適・便利になります。

MaaSの良い点

MaaSは既存の交通手段にITを活用することで、シームレスに連携させます。

今までは交通手段ごとにルート・時間・料金を調べて支払いを行なっていたものを、MaaSを活用することにで利用者がまとめて予約・支払いまで完了させることができます。

現在の動向

世界初のMaaSは、フィンランドのWhim(ウィム)と言われています。

フィンランドの首都ヘルシンキではWhimがサービスとして普及しており、自動車・バス・電車・タクシー・レンタサイクルを一括して利用することができます。

Whimでは、アプリ内で出発地と目的地を指定するだけで目的地までのルート検索を行うことができ、ユーザーは提案されたルートの中から好きなルートを選んで目的地まで移動できます。

現在、Google Mapでも目的地までの移動経路を調べることはできますが、各交通手段に対する料金の支払いまでを済ませることはできません。

こうした問題をWhimはいち早く解決し、ユーザーにサービスとして提供しています。

国内では、国土交通省がMaaSの推進活動を行なっており、日本国内においてもMaaSの普及が見込まれます。

SASE

SASE(サシー)とは?

SASE(Secure Access Service Edge)は、新しいネットワーク・セキュリティの概念として世に広まりつつあります。

世界的にクラウドが普及したことにより、従来のセキュリティ概念ではネットワーク上のセキュリティを担保できなくなったことがSASEが誕生したきっかけです。

SASEでは、ネットワークとセキュリティを包括的に管理することにより、これまでのセキュリティ上の課題が解決できます。

クラウドが登場する以前は、企業・組織は外部の脅威から内部のシステムを保護するだけで事足りていました。

しかし、クラウドが登場したことにより、システムの利用者はクラウド上のサービスを利用する機会が増えました。

そのため、「外部」から「内部」を守るという考えだけでは不十分になり、「ゼロトラスト」の考えのもとSASEが誕生しました。

ゼロトラストは「内部」の利用者だからといって安易に信頼することなく、適切な利用者かどうか常に確認することで脅威からネットワークを保護するという考え方です。

これにより、利用者の場所やネットワーク、クラウド関係なくセキュリティ対策が可能となりました。

SASEを導入する利点

SASEを導入するメリットは、ネットワークとセキュリティの両方を一括して管理できる点にあります。

これまで、企業や組織がネットワーク環境を構築する際は、ネットワーク・セキュリティの構築は個別で対応していました。

また、細かなネットワーク機器の設定やセキュリティ製品の導入もそれぞれ対応していたため、管理者はこれらの運用に多く時間を取られていました。

しかし、SASEを導入することによりこれらのコストを削減するとともに、人為的なシステムの設定ミスや、場所を問わない様々な攻撃からネットワーク環境を守ることができます。

SASEを提供する会社

世界的で初めてSASEを提供した会社は、イスラエルに拠点をおくCato Networks(ケイトネットワークス)と言われています。

Cato Networksは2015年に設立した会社ではありますが、世界中にSASE用のネットワークを構築したSASEのリーディングカンパニーとして知られています。

また、Cato Networksの提供する「Cato Cloud」と呼ばれるSASE製品は導入が非常に簡単です。

導入には専用の「SD-WANエッジルータ」というネットワーク機器を施設し、クライアントアプリケーションから接続するだけでSASE環境が整います。

別途、細かな設定はありますがこれまでのようにネットワーク機器をそれぞれセットアップする必要はありません。

そして、Cato CloudはWebベースでネットワーク全体を集中管理することが可能なので、従来のネットワーク・セキュリティの管理工数を大幅に削減できます。

このように、今回は一社のみの説明ではありましたが、今後はこうしたSASEの提供が一般化することが見込まれます。

謝辞

最後までご覧いただきありがとうござました。

ナレッジ通信では、今後も皆様のお役に立てるような内容を発信していきます。

ご意見、ご感想等ありましたら以下までご連絡頂けますと幸いです。

support@ederor.com

今後ともよろしくお願いいたします。

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