![[第8回] ナレッジ通信](https://ederor.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-23-7.40.06.png)
ご覧いただきありがとうございます。ナレッジ通信ではITに関連する事柄を毎週月曜日に配信しています。
3つのトピックスに沿って、要点を簡潔にまとめて皆さんに共有することを心がけています。
記事内容は1,2分で読める内容にしておりますので、お気軽にお楽しみいただければと思います。
今回のトピックスは以下です。
- MOOC
- プラットフォーマー
- モジュール
MOOC
MOOC(ムーク)とは?
MOOCはMassive Open Online Coursesの略称で、日本語だと「大規模公開オンライン講座」のことを意味します。
世界中にオンラインを通じて無償で教育を届けようという試みから始まり、現在では世界中でMOOCが広まっています。
代表的なMOOCサービス
MOOCとして展開されているサービスは世界的に増えつつあり、中でもMOOC登場初期からサービスが展開されている「Cousera」、「Udacity」、「edx」は有名です。
MOOC自体が最初に誕生したのは2008年で、以降その利用者は増え続けています。
国内のMOOCサービス
日本では「JMOOC」(日本オープンオンライン教育推進協議会)が2013年に発足し、ここを主体としたいくつかのMOOCサービスが展開されています。
日本においてはまだまだMOOCの認知度は低いですが、専門的でハイレベルな講義を無料で受けることができるので、興味のある方は是非活用してみてください。
プラットフォーマー
プラットフォーマーとは?
プラットフォーマーはサービスやシステムの基盤(プラットフォーム)を運営管理している事業者や企業のことを言います。
主に生活インフラや、ITインフラの管理・サービス提供を行う企業や組織がプラットフォーマーに該当し、特にIT分野においては年々その影響力は強まっています。
ITにおける代表的なプラットフォーマー
ITにおけるプラットフォーマーについては、代表的な企業では「GAFAM」と呼ばれる、「Google」、「Amazon」、「Facebook」、「Apple」、「Microsoft」社が非常に有名です。
これらの企業は世界的にサービスを展開し、プラットフォームとして世界的になくてはならないサービスへと発展を遂げています。
プラットフォーマーの影響力
最近では、プラットフォーマーのその強すぎるが故の影響力が問題視されることが多くなりました。
プラットフォームの特性上、利用者はサービスを利用することで、仕事の利便性や生活の質が向上します。
そのため、多くのユーザーがプラットフォーマーの提供するサービスを利用し、プラットフォーマー側は巨額の資金を得るに至っています。
こうした資金をもとにサービスの拡充を続けるプラットフォーマーですが、その動向が人々の生活に与える影響が大きいです。
今後もさらにプラットフォーマが力をつけていくことが見込まれます。
どのように私たちの生活にプラットフォーマーの影響が及ぶのか、その動向については日頃から情報を得るようにしましょう。
モジュール
モジュールとは?
モジュールは、機器やシステムの構成単位のことを言います。
モジュールはソフトウェアの分野では非常に重要な概念で、大規模なシステムやソフトウェアを構築していく上ではこの「モジュール」が非常に有効な役割を果たします。
モジュールを組み合わせてシステム全体を作り上げる設計を「モジュラー型」と言います。
なぜモジュールが必要なのか
基本的に、大規模なシステムを構築する上で、システム全体を複雑に組み合わせていては改修や修正に大きな手間がかかります。
そこで必要になってくるのが「モジュール」という考え方です。
機能単位ごと、部品単位ごとにソフトウェアやシステムをわけ、モジュールを組み合わせることで最終的に大きなシステムが出来上がります。
こうすることで、システム全体を入れ替えることなく、新機能の追加や改修・改良が可能になります。
業界によるモジュールの違い
モジュールという言葉は工業品を作る際や、ソフトウェアを作成する際に利用されます。
車や家電などを作る際も、モジュールという考え方を意識して製品を作ることで、全体管理がしやすくなり生産性が向上します。
ソフトウェア開発に関してもこれが言え、モジュールごとにチームや担当者を決めることで、管理者が全体管理を行いやすいといったメリットが生まれます。
謝辞
最後までご覧いただきありがとうござました。
ナレッジ通信では、今後も皆様のお役に立てるような内容を発信していきます。
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